都賀中学校アウトリーチレポート
シュマン・ド・ネイジュ、去る11月1日に久しぶりの学校公演を終えました。
去年はコロナもあり、子ども達と触れ合う機会もなくとても寂しかったのですが、
今年はようやく少しずつ学校公演も戻ってきています。
毎回公演前は打ち合わせをさせて頂き、学校での生徒さんの様子や流行っている音楽などを伺います。
今回、学校生活の中でも楽しみな給食(私はそうだった!笑)の時間も
黙食といって、静かに放送を聴きながら黙って食べているとのことで、なんだか切ない気持ちになりました。
授業中や休み時間にはなかなか関わりのない友達でも
ご飯を食べながら色々話したり、新しい発見があったりして楽しかった記憶があったので
コロナって子ども達から楽しみをとことん奪っているんだと感じました。
音楽の授業も歌えなかったり、合奏できなかったり
制約の中でどう学んでいくか、先生方の苦労も身に沁みて感じました。
打ち合わせを終えて、今回は音楽で元気を!少しの間だけでもホッとしたり
笑ったり、気持ちが落ち着いたりして欲しいという思いで選曲してみました。
今回直前リハで何度も確認したのが、この日のために選曲してメドレーにした
「都賀中スペシャルメドレー」です。
給食の時間に聴いている曲から始まり、生徒の皆さんがよく聴くという曲をオリジナルメドレーにしました。
いやあ、Jpopでも去年、今年流行った曲ってリズムが激ムズなんですね。
正にムズリズム。
打ち合わせの時に私は初めて知った「廻廻奇譚」という曲や、YOASOBIの「夜に駆ける」、髭男の「pretender」などなど、
聴いて楽しいわ-という曲は演奏すると激ムズという法則はどうやらクラシックだけではありませんね笑。
このメドレー、今回のプログラムで一番練習したんじゃないかな笑。
そして本番中のマジな顔の私たち。
リズムに乗り遅れないように、落ちないように必死の模様。
フルートのパートはなぜか音符を見ると落ちるので、ずっと歌詞を見て吹くという方法に変えました。
アーティストの歌をずっとyoutubeで聴いていたので、その方が不思議とテンポにハマります。
今回はその他、バレエ音楽を中心に、フルートオリジナルの曲も含めて様々なジャンルからお届けしました。
途中、今回は体験コーナーができない代わりに音楽にまつわるクイズを3問出題しました。
手を挙げてくれた生徒さんの元へ回る平田。
積極的に参加してくれて嬉しかったです!
クイズの解説をする平田。
鑑賞態度が素晴らしい都賀中の生徒さんたち。
素敵なお花と、温かい挨拶の言葉を頂き、本当に嬉しかったです。
まだまだコロナ禍で色々な制約が続く学校生活だけど、
きっとコロナが明けたあとは新しい世界が待っているはず。
その日のための種まきの時期だと思って、日々を大事に生きていきましょう。
音楽ってとっても不思議で、見えないエネルギーで心が満たされるんですよね。
それは聴いている側だけでなく、演奏している側もそうです。
都賀中で演奏させて頂く機会を頂き、生徒の皆さん、教職員の先生方と
素敵な時間を共有させて頂けて本当に幸せでした。
次また元気でお会いできますように、健康に気を付けて、皆さんどうかご無事で!
そして、栃木市アウトリーチご担当の皆様、沢山のサポートをありがとうございました。
シュマン・ド・ネイジュは11月、12月と精力的に活動していきます。
しばらく封印していたアノ演出も再演の予定。
演技にも磨きをかけねば。
皆様HPも要チェックです!
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