伝えること
みなさんこんにちは!
もうあと数日で12月、今年もあと僅かということが信じられないこの頃です。
風邪など引かずお過ごしでしょうか。
私たちシュマン・ド・ネイジュも来たる12月2日の学校アウトリーチに向けて
舞台進行を含め、打ち合わせを重ねております。
学校アウトリーチでは、子供たちに音楽を親しんでもらうだけでなく、
「音楽の世界」の入口に引き込みたい!
そんな思いで練習をしています。
そのためにはどうやったら興味を持ってもらえるか、どんな曲順で、何を演奏したら
子供たちに届くのか、話合います。
聴き手と、同じ空間で、ひとつの音楽を共有する。
聴いてくれる相手のことを思って音楽づくり、舞台作りをする時間は本当に楽しくもあり、
同時に
自分たちの課題や音楽に対しての向き合い方を省みる時間でもあります。
自分たちは何を伝えたいのか。
「良い」音楽とは何なのか。
「素晴らしい」演奏とはどういうものなのか。
表現し、それを伝えていくことは音楽に限らずいろいろな手段がありますが、
やはりその人自身がにじみ出ていくもの。
その人が何を感じ、どう考え日々過ごしているのか、
どんな人なのか、一音一音に出ているものだと思います。
自分自身が「豊か」であることが、音楽を「豊か」にすることに
繋がっているのは間違いないです!
と、ちょっと真面目に話したところで、
先日打ち合わせ前に、東京・丸の内にてデュオ、ご飯を食べるの巻。
ピアノの平田さんに連れて行っていただきましたが、
え?ここはフランスのBistro?というくらい、完璧な内装。ブラッスリー<Viron>
右の「MAILLE」と書かれた黒いブースは量り売りのマスタード!
マイユの量り売りが日本であるなんて!
マイユの粒マスタードは絶品です。もちろんその他の商品もですが。
このショーケースも、フランスそのものではないか!!
ただ、手前のモンブランが、え?1000円!?
フランスのBistroでは定番のバゲット。と、手前はエシレバター!
貧乏留学生活でさえ、このエシレバターを普段遣いしていた私ですが、
日本でのエシレバターの金額と皆さんのバターへの扱いにビックリ(゚o゚;
そういえば、日本だと全然バターを食べないので、フランスでまるまるしていた意味がよく分かる、美味な味でした。
本日のお肉料理はエゾシカ!! なんというか、日本のクオリティすごい。
こちらは本日のお魚料理。白身3種。手前のエシレバターがメインの前にかなり減っている!!
そして、最後は銅像シリーズwith Hirata
彼女はピアノも上手いですが、銅像真似もピカイチです。
ここには載せられない秀逸な写真が、画像フォルダーにたんまりと。
お見せできるものを厳選してお届けします。
私たちは「銅像シリーズ」と呼んでいます笑!
どうですか、この完璧な顔の模写!
おや?手の組み方が逆ですね~。
本人曰く、「リベンジしたい!」とのこと。
皆様、他の「銅像シリーズ」もぜひご期待ください。
駅の駐輪場のイチョウの絨毯!
練習室にこもっていては分からない、机上だけでは分からない
季節の香り、景色、美味しいご飯、そして変顔。
音楽をするということは、
「○時間練習したら、この曲は絶対伝わるんだ」
という確約がない分、
こういった普段の生活で心から楽しんで、感じて生きることが大事。
血となり、肉となり、音になる。
もちろん練習を積むことは基本中の基本ですが、
それを越えたところにある「伝えるということ」に
とことんこだわって、様々な人と繋がれるデュオでありたいと思っています。