嬉しい贈り物
先日、こんな素敵なプレゼントが届きました。
先日訪問させて頂きました、赤麻小学校の全校児童の皆さんからのお礼のお手紙です!
一冊の文集のようになっています。
後ろはこんな感じ。
児童の皆さんの素直なことばで書かれた文章を読ませて頂き、心から嬉しく温かい気持ちになりました。
わたしは小学校で教員をさせて頂いていたこともあり、学校に関わるお仕事の中では実は小学生が一番好きです。
小学生の純粋さと、表現力にいつも頬がゆるみっぱなしです。
少しご紹介
✍6年生✍
『髙橋由起さんがひびかせる音色は、まるで森のようせいが演奏をしているようで、きれいでした。
ピアノの平田侑さんがかなでる音楽はステップをふみたくなってしまうようなリズム感がありました。
バス・バリトンの池田直樹さんが歌う音は、男らしく、山をこえてしまうようなひびきがありました。」
→素晴らしい表現力で感想を書いてくれて、さすが、6年生ですよね。直樹さんの歌声は栃木の山を軽々と超えて響くことでしょう!
✍6年生✍
『私はまさか、プロの人が来てくださるとは思ってもいなかったので、演奏を聞いた時には「うわあ~すごいなあ~」と感激しました。』
→こちらこそ、感激です。これからも頑張ります。
✍4年生✍
『私は、どの演奏を聞いていても楽しかったです。とくに私は、フルートの音がとてもきれいだったので、フルートが好きになりました。もう一度みなさんの演奏が聴きたいです』
→演奏家冥利に尽きます。。涙
✍3年生✍
『上手なえんそうを聞いていたら、わたしも何かがっきをひいてみたいと思いました。』
→こんな風に思ってもらえて、音楽の力ってすごいです。嬉しすぎます。
✍1年生✍
『ひら田さんがゴーストバスターズのリュックをせおって、けんばんハーモニカをひいているとき、ゆうれいをのんでいるとおもいました。』
→・・・そうなんです。実は、ひら田さん、ゆうれい、のんで、ます。
いや、他のものも、いつも、なにか、のんで、ます。笑
かわいい感想です♡
✍1年生✍
『わたしは、ふゆメドレーときたかぜこぞうのかんたろうが、たのしかったです。「かんたろう」と大きな声でいっしょうけんめいいいました。』
→今回、平田さんが演奏した小犬のワルツ、そして直樹さんが歌ってくださった「北風小僧の寒太郎」が子どもたちの心に多く残ったようです。もう、この感想書いてくれた子、抱きしめたいくらい可愛いです。ありがとう。
・・・と、紹介しきれませんが、夜中ににやにやしながら、何度も読ませてもらいました。
わたし個人の話にはなりますが、パリで師事していたMichelがある雑誌の記事でこんなことを言っていたのがすごく心に残っています。
「私は、音楽を既に知っている人たちのために演奏するのではなく、それをまだ知らない人たちのために演奏したい」
なるほど、一流の演奏家になってからも、もちろん一流の聴き手というのは大切な存在であるのは間違いないけれど、もっと大きな「使命」を彼は感じ、語っているんだと思いました。
今回、子どもたちからの感想文を読んで、ふと彼の言葉が頭をよぎりました。
「音楽」を、そして「大事ななにか」をきちんと届けられる、そんなDuoでありたいです。
バス・バリトンの直樹さんにもしっかりと皆さんからの思いをお伝えします。
赤麻小学校の皆さん、そして校長先生をはじめ諸先生方、本当にありがとうございました。
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宜しくお願いします。
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