こども企画第三弾レポート
じめじめとした暑い夏も終わり、季節は充実の秋になりました。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今年の夏は、ここは亜熱帯か?アマゾンか?と思うほどの異常な湿気と暑さでしたね。
季節の変わり目と共に、秋の虫たちが鳴き始めるのを耳にすると
今年の夏も生き抜いたぞ!乗り切ったぞ!・・・と個人的にしみじみとした気持ちになります。
さて、今回のこども企画第三弾は、季節の変わり目、秋の虫が鳴き始める頃・・・
そんな「秋」をテーマにした体験型プログラムでした。
コンサートのサブタイトルは 「~秋の音に耳をすませて~」
さっそくレポートしていきます。
今回は童謡「むしのこえ」に登場する、5つの虫を中心に、簡単なリズム楽器を使って
演奏体験をしてもらいました。
皆さん、もちろん「むしのこえ」ご存知ですよね?
♪ あれ まつむしが ないている~ チンチロチンチロチンチロリン ♪
という、有名なあれです。
参加してくれたこども達の中には、「しらなーい」という子もいて、
ガーン、、日本の季節の童謡、やはり歌い継いで、聴いていって欲しいものです。
私たちのコンサートにはこれからも取り入れますよ!
最初に、この虫はなんでしょう?クイズ―!をしましたが、
こども達、特に男の子が虫に詳しいことにびっくり!!
私は、せっせと「まつむし」やら「くつわむし」やらの写真と生態を調べて、
まつむしって昔はすずむしと混同されていたのか、、え?すずむしの方がまつむし?
という、謎のループにはまりながら、様々な情報に翻弄され、
こども達が知らなかった時のために、と色々ヒントを用意していったのですが
そんな必要なし!
こども達の観察能力、そして自然の中で遊びながら学んでいることを改めて実感させられました。
いやあ、あっぱれ!
お写真は、こおろぎの太ももの強さについてアピールしている私。
子ども達は床に座ってお話しをよく聞いています!
次に、グループに分かれて、リズム楽器を担当します。
正しい奏法を知り、どうしたらその楽器の持つ「良い音色」を引き出せるのか、考えました。
奥の鈴のグループは、二種類の鳴らし方を考えました。
私はギロのグループで何やら指示をしています。
こちらは平田グループの様子。
大爆笑の平田。何に爆笑しているんだろう・・・
というか、青いTシャツの子、サマになっています!持ち方が上手!
これはカバサという楽器ですね。
「小さいぼくだってシャカシャカシャカ!」
これは果物マラカス。形をみて、触って、振ってみます。
1歳から2歳の子どもたちも参加できます。
さあ、それぞれの楽器ごとに並んで、いよいよ発表の準備をします。
子どもたちの顔をお見せ出来ないのが残念ですが、とてもよくお話しを聞いてくれています。
いよいよ発表!リズムカードに合わせて、こちらは鈴虫グループ!
シュマン・ド・ネイジュのこども企画全参加してくれているAちゃんの持ち方!完璧^^
お隣も姉妹で初参加してくれました。きれいな音が出せていました♪
リズム感ばっちりのグループでした。
そして、他のグループもよく発表を聞いています。
違う音、リズムを聴いて感じる姿勢、今回も素晴らしい子どもたちが参加してくれました。
こちらも何やらレクチャーを受けるお方が・・・・
くつわむし、ふむふむ、、リズムカードと合わせて、
♪さあ!いくよー!リズムに合わせてー!♪
ッジャッジャ~ジャジャジャーー♪
・・・という、感じで子どもたちは各虫の形や特徴を学び、鳴き声を知り、簡単なリズムカードに従って楽器体験をするという、盛りだくさん企画でした!
体験後は演奏を聴きます。
今回は生き物にまつわる楽曲に絞って用意しました。
動物の謝肉祭から「白鳥」
フルートの超絶技巧!「くまんばちの飛行」や
最後はお得意のコレ!
ショパンの「子犬のワルツ」を弾くヒラタケンを、いたずら猫の私が邪魔をする!という演出つき
プログラム!
こちら、子どもたちも巻き込んで楽しいプログラムとなりました。
音楽には彩があります。
季節や生き物を感じたり、
まさに今しかない瞬間を彩り一緒にそれを感じることが出来る、
本当にいいよね♪音楽って、と私は毎日感じています。
感受性豊かな子どもたちだからこそ、
音楽を通した様々な体験をして、心を豊かに柔らかに生きていってほしいです。
そんな願いを込めて、来年は冬をテーマに開催する予定でいます。
このBlogを読んでくださった関係各所の皆さま、幼稚園、保育園など、イベントなどに
合わせて出演受付も致しておりますので、ぜひご相談くださいませ。
こんな格好をしていますが、質の良い音楽を子どもたちに届けることに全力で取り組んでいますので
ご安心を笑。
最後に、初参加してくれたKさんの感想です。
「娘が翌日に『しゅまんどねいじゅの、フルートのたかはしゆき、ピアノひらたゆき、さん、また会いたいな~!』と言っててびっくりしました。
私が楽しかった日は、娘も楽しい!
そして、すごく関心を持って過ごしていてくれたことも嬉しかった!」
本当に私たちの方が嬉しいです。感謝です。
呪文のようなDUO名、完璧です◎ありがとう!
次回も乞うご期待!