荒川区ふれあいミニコンサートレポート
4月末には東京 荒川区で開催されました「ふれあいミニコンサート」に出演致しました!
今回はゲストとして、日本オペラ界の重鎮、バス・バリトンの池田直樹さんとユーフォニアムの田澤唯さんをお招きし、豪華なコンサートとなりました。
出演者一同でのお写真。
「春」ということもあり、薄ピンク、薄いブルー、そして黄色に黄緑という
カラフルな衣装をチョイス。
会場となった東京荒川区にあります町屋文化センターには、開演30分より以前にお客様の列が・・・!
ありがたいことに、満席御礼となり、残念ながらお断りさせて頂いたお客様もいらっしゃいました。
またの機会にお目にかかれますことを楽しみにしております。
満員のお客様の前で演奏させて頂くことが出来、感無量でした。
フルートとユーフォニアムのDuoからスタート。この組み合わせのアンサンブルは私も初めてでした。
春ということで「花」をテーマにされた曲を多数演奏しました。
Duoでドリーブの『花の二重唱』を演奏している時の一コマ。
Chemin de Neigeと直樹さんの一コマ。
バス・バリトンの池田直樹さんにも「花」をテーマにされた曲から、オペラの曲まで、素晴らしい美声を披露して頂きました。
音楽で、どんな年代のお客様も惹き込んでしまう直樹さん、いつもその大きい背中から学ばせて頂いております。
出演者全員でのアンコールその1。
画面右の田澤さんが持っているのは、おもちゃの鉄琴のミニ撥!
「ピンポンパンポン~」
さあ、終業のチャイムが鳴ったら~
「池袋デパート物語」のはじまりはじまり。
直樹さんがかの有名なドボルザークのユーモレスクに、本当になるほど!と思わず笑ってしまうような
歌詞をつけた素晴らしい歌を披露してくださいました。
替え歌の天才です笑!
リハを何度もさせて頂いてるのに、笑ってしまいます笑。
アンコールその2は、会場のお客様も一緒に、滝廉太郎『花』を演奏いたしました。
直樹さんが、歌詞の意味はもちろんのこと、日本語の何に注意をして、どんな感じで発音すると良いのかそしてそれは音楽的にどういう意味合いを持つのか、ということを非常に分かりやすくレクチャーもしてくださいました。
会場には多くの子ども達も来場してくれました。
特に日本語は発音が難しい言語でもあるとのこと、幼少期からこのようなレクチャーを受ける事が出来たら、歌声がガラッと変わることでしょう。皆さんとても上手に気持ちを乗せてくれていました。
私自身も「知っている」曲ではありましたが、それは本当に「知っている」わけではなかったなということを痛感しました。
言葉を大事にした歌声と音楽的な奏法が合致すると、会場は音楽で溢れます!
こんなに盛り上がる感動的な『花』を体感したのは初めてでした。
綺麗な織物が美しく折り重なるみたいに、会場の皆さんの声が、音が重なり合ってゾクゾクしてしまいました。
皆様の笑顔、輝く瞳が忘れられません。ブラボーでした!!
お世話になりました町屋文化センターのご担当の皆様をはじめ、ご来場いただきました皆様、音楽を通して繋がることが出来ましたこと、心より感謝申し上げます。
また、ユーフォニアムの田澤さん、バス・バリトンの池田直樹さん、お忙しい中ゲストとして出演してくださり、ありがとうございました!